渋抜き

今年も失敗しちゃった、柿の渋抜き。失敗したというより挑戦もしていないんだけど。

子どものころ、柿はほとんどが渋柿だった、甘柿は少なかった。渋が本当に渋くて熟すのを待つんだけど、熟しすごるとドロドロだし、もう大丈夫と思って食べると中身が渋いし、で食べるのが大変だった。すると当然に吊るし柿になっちゃう。けども子供の立場からすると吊るし柿が目の前にあると早く食べたいし、早く食べると元々が渋柿だから見た目が吊るし柿でも中身はやっぱり渋柿になちゃう。子供心にあ~あになっちゃってね。甘柿が羨ましかったわ。甘柿でも時折は渋い時もあったけど。

甘柿と渋柿の見た目の違いは平べったいのは甘、長いのは渋。それくらいは見た目で分かるけどね。子供は食べてから判断だし。今は甘柿が主流みたいで何も考えないで柿は甘いと思って買う人だらけだけど。

吊るし柿はおいしい。若い人に食べたことがない人が多いとは最近知った。食感に馴染めない、見た目が粉が吹いているから食べられない、だとか。へえーそうなんだ。時代は変わるんだね。

渋抜きのやり方。一つ目は焼酎をまぶして2週間くらい袋に密閉して食べる。これ早く食べると渋が抜けきってない。2つ目はコメの殻(季節が稲こぎの後だから)に2~3週間つけておく、これも焼酎と同様に早く食べると渋いまま。一番よいのが吊るし柿。

干して1ヶ月くらいで食べることできるよ。ベランダで干して充分、カラスに注意してね。室内干しと室外干しを繰り返したらよりおいしくなるよ。粉を吹いたら出来上りかな。渋柿は安いから失敗したと思って楽しんで挑戦したらいいよ。

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